芸術の世界も古い考えが残っている。人の感覚は十人十色なのに……

芸術分野や食べ物なんかでは何故、一定の基準が設けられて、その中でしか物事が評価されないんだろう?なんて考えてしまいますね。音楽であればクラシックやジャズ、オペラなんかは格式の高い音楽で由緒正しいとか、上流階級とか、オシャレなといったイメージが付いて回り、ロックや演歌なんかの大衆的な音楽は比べられると評価の低い下賎な音楽。

絵画や書においてもお偉い先生やその弟子、その派閥の人の作品は高く評価され、高値で取り引きされたりするが、その辺の絵が好きで日曜日に川辺でスケッチしているおじさんの絵は次元が違うと一笑にふされる。

食べ物の世界でも高級な食材は美味しいけれど、大衆に愛されるレア度も低く調理法も簡単な食べ物は同じ土俵の上で勝負する事すら無い。権威ある誰かが肉には赤ワイン、魚介には白ワインと言えば誰もがそのとおり!と思い込み盲目的にその言葉を鵜呑みにする。

芸術は十人十色

何か変じゃないですか?例えば、ミュージシャンがオーケストラで演奏する為にはこの楽器、この使い方、この音色で演奏するのが美しいと精度を磨き、ロックミュージシャンが曲をより良く聞かせる為にテクニックを上げる練習をする。

画家や書家や料理人がこのやり方でやれば良い絵が描ける、良い字が書ける、美味しい料理として素材の味を引き出せる。と、いう感じで腕を磨いたり、やり方を伝える為に一定の基準や方法を確立する事は大事な事だと思います。しかし、ソレを受ける側が感性は個々に違う個性である事を無視して勝手に価値を決め付けるのはどうか?と思いますね。

クラシックよりロックの方が俺には合うんだ!という人もいれば、どこぞの高名な画家が描いた絵より小学生が描いた絵の方が生き生きしていて好きという人もいるし、グルメな人がTVや雑誌で紹介する有名店よりコンビニで買える安いジャンクフードの方が美味く感じる!って人もいるでしょう。そろそろくだらない順位や格式じゃなく個性を大切にする時代が来ても良いと思うんだけどなぁ……

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